OSC神戸でオープンソース実証実験について報告しました

オープンソースカンファレンス 2010Kansai@Kobeで、2008年に実施した「NPOオープンソース実証実験(NPOの団体運営におけるオープンソース・ソフトウェア活用の実証実験)」を紹介するセミナーを行いました。
http://www.ospn.jp/osc2010-kobe/modules/eguide/event.php?eid=20

ひょうごんテックのブースには、OLPC XOや、10年前の中古PCにLinuxをインストールしたもの(スライド映写を行ったのもPentiumIIIのLinuxノートPCです)を展示し、水野さんの協力でSAHANA日本語版のデモも行いました。

正午から行われたインドネシアのコンバインによるSAHANAのプレゼンテーションのフォローと、ひょうごんテックの発表が重なったったために、見学された方や関係者にご迷惑をかけたことをお詫びいたします。

「NPOオープンソース実証実験から」OSC神戸用スライド(PDFファイル、585Kバイト)
「NPOオープンソース実証実験から」OSC神戸用シナリオ(抜粋)(PDFファイル、189Kバイト)
NPOのOSS実証実験最終報告書(PDFファイル、440Kバイト)

ひょうごんテックの事務所では、WindowsPCと共に、主にウェブサイトを扱うためにUbuntuを使っています。今回、廃棄予定の中古PCに、HDDを入れ替えてUbuntu9.4をインストールして自宅で使って見ましたが、UbuntuもOpenOffice.orgも2年前よりずっと使いやすくなっています。今、NPOの現場にLinuxPCを導入するとすれば、起こる問題は以前よりずっと少ないと思います。

WindowsPCを狙ったウィルスはますます巧妙になっています。USBメモリのチェックやウェブサイトの管理に、LinuxPCを1台置くのは必須になるかもしれません。インストールせずともLinuxのCDを用意し、どのように使えるか確認しておけば、起動しなくなったWindowsPCのデータ復旧などにも使えて安心かと思います。