新年あけましておめでとうございます。震災から13年目に再建された、たかとり教会の中に事務所を置かせていただいています。中庭の開けたこの敷地には、地域の高齢者・障害者・小さなお子様連れのママ達が立ち寄られ、食堂を使って楽しい集いが繰り広げられています。またその集いに、朗読・コーラス・人形劇・オカリナ・保育園児・学生さん等様々なボランティアさんが来て下さっています。日々新しい出会いがあり、また残念ながら別れも有ります。一期一会を念頭におき、互いの色を大切にしながら溶け合うというリーフグリーンの理念に基づいて活動を続ける毎日です。介護保険も障害者自立支援も、それぞれに問題を多々抱えながらではありますが、少しでも皆様のお役に立ちたいと事業を進めております。それに加えて私たちは設立当初からの目的である公的制度の枠を超えたトータルな福祉を目指して、ホームヘルプ・移送・配食・便利屋・ミニデイ・ふれあい茶話会など様々なインフォーマルサービスも提供してきました。この程、震災を契機にこのような活動を展開してきた兵庫県下の福祉系NPOがネットワークを組み、互いに情報を共有しながら、行政への提言をしたり、学習会開催をしたり、活動の補填をし合うなどして助け合っていくことになりました。一団体の力はひ弱でも、皆で力を合わせると大きな力になります。歳をとっても、障害を持っても、住み慣れた地域で暮らし続けられる街づくりを目指して手を繋いでいきたいと思います。
ヨシモト カツコ
投稿者: leaf たきび @ 2:44 PM JST
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新しい匂いのする教会の一角で、今年もまた私達、アジア女性自立プロジェクト(AWEP)の活動が継続できることに感謝します。2007年のAWEPもいろいろなことがありました。前のTCC事務所移転にともなって、AWEPの活動を二つに分け、アジア女性の手作り製品販売であるフェアトレード部門を岡本に移し、在日外国人女性の支援である日本語教室や電話相談機能をたかとりに残すという選択をしましたが、今また、このたかとりにフェアトレード部門が帰って来ることになりました。TCCの皆さんも暖かく受け入れてくださり、2008年はこの場所にフィリピン、タイ、インドネシア、ネパールなどからたくさんんの製品が集まり、またここから日本のフェアトレードショップに販売していくことになります。準備が整えば、以前のようにTCCの中にもショップコーナーを設け、アジアの女性たちからの熱いメッセージとして、皆様にもご紹介していけたらと考えています。日本に住む外国人女性を対象にした日本語教室と相談事業、情報発信も細々と続いています。AWEPに来ていた女性たちは仕事につき、子育てしながら頑張っていますが、外国人のシングルマザーが日本で生活していくのはとても困難が伴います。子どもの成長を喜びながらも自分達の将来に不安もあるようです。AWEPはそんな女性たちがいつでも相談できるような「場」でありたいと心から思っています。そしてこのような立場の女性たちのエンパワーメントを望んでいますが、少ない人的、経済的資源の中で何ができるか、思案する日々です。とはいっても、「継続は力なり」という言葉を信じて、今年も励んでいく所存です。どうかよろしくお願いします。
モリキカズミ
投稿者: awep たきび @ 2:41 PM JST
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あの日からもう13年だ。被災者の私でもあの日の記憶はだんだん薄くなっている。努力しても記憶が鮮明に残らない。日本中・世界中からたくさん援助を受けた事もだんだん忘れられている気がする。温暖化が進む中、天災はこれからは地球人にとって大きい課題になるだろうと言えるだろう。支え合う気持ちはこれからもっと必要になるだと思う。たかとり教会の完成とともに、NGOベトナムinKOBEは、一階の一画に事務所を置いている。最近、「在日ベトナム人を支援する」という活動を無意識に広げてしまった。今まで専門分野ではなかった「技術士・研修生とDV」の問題まで関わるようになった。この一年本当に勉強しながら解決を努力してきた。それぞれの難しさもあって、対応の仕方も違う。当事者からの相談を受け、出来るだけ努力しているが、円満な解決が出来ても出来なくても悔いがあまりない。なぜなら精一杯協力したからだ。しかし、最近困っていることは「行政機関からふってくる相談」なのだ。「自由に動ける「民間団体」ならなんとかなるだろう」という理由で協力を求めてくるのだ。NGO団体の予算は決してゆとりがあるわけではない。けれども「仲間を見捨てる」ことは出来ない。自分の事のように熱が入ってしまうのは私の弱点かも知れない。そのためか相談はとても多くて内容も深刻なのだ。「行政機関が一所懸命動いたら私は少し楽になるかも」と時々思ってしまう。行政機関と民間団体の役割が違うので出来る事も違うと思うが、当事者の身になって自分の役割を果たしてほしいです。
ハ・ティ・タン・ガ *
投稿者: ngoviet たきび @ 2:35 PM JST
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「オープンソースソフトウェア(OSS)」って何?と最近よく聞かれる。これは無償で自由に使えるソフトウェアで、ウインドウズの替わりに使えるリナックス、マイクロソフトオフィスの替わりに使えるオープンオフィスなどがある。昨年秋、このOSSをNPOで活用できないかと、実証実験を開始した。パソコンが当たり前になっても、ソフトはNPOにとってまだまだ高価で、安定活用がなかなかできないものだ。OSSをNPOの強力な道具として知ってもらいたい、これからの5年間・10年間のNPOのパソコン環境を変えていきたい、と強く思っての取り組みだ。また、「NPOのパソコン・インターネット活用状況調査報告書」が9月に完成した。NPOが「情報発信」「情報管理」「作業効率向上」を求めながら、ITにお金や人をなかなか割けない現実をまとめ、現場で役立つものになったと思う(問い合わせはテックまで)。そして設立以来の続いているNPOのパソコンメンテナンス。これまでと同じく、多くのNPOの「パソコンの困った」に役立ち、NPOの現状を多く教えられる日々だ。ところで、いま団体が大きな転機にさしかかっている。昨年12月の臨時総会において、2008年度のはじめには、雇用を持たないボランタリーな団体へ組織変更していくことなどが決まった。設立準備以来の4年間を振り返り、私の力不足と、NPOや仲間からの変わらぬ期待を重く受け止めている。この震災後13年目、この再編期を経てより多くの人が関わるグループへと生まれ変わっていきたい。
ヨシノタロウ
投稿者: TECH たきび @ 2:30 PM JST
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多言語センターFACILへの多言語事業の依頼は、おかげさまで個人的な書類や手紙の依頼だけではなく、NPO/NGO、行政や企業からの依頼も増えてきたのですが、今年は、企画/コーディネートを含めた多言語関連の委託業務や多言語ホームページ更新の年間契約などをいくつかこなすことができました。委託業務は災害時の通訳ボランティア研修全般や医療通訳に関する研修などで、ホームページは地方自治体が毎月の情報を多言語でホームページに掲載する事業です。そして、7月起きた中越沖地震では、震災情報をFACILでタイ語とタガログ語と易しい日本語に翻訳して提供するという協力をしました。このように、日本語の理解が不十分な住民も視野に入れた情報提供のしくみが徐々に定着していく様子は、私たちがめざす多文化を尊重するまちづくりの展開の手応えを感じるものです。また今年は、たかとりコミュニティセンターが元の場所に戻ったことと同時に私たちの団体にとっても大きな変化のある年でした。これまでも同じミッションをかかげて活動してきた多文化・多言語コミュニティ放送局「FMわぃわぃ」、28言語対応の翻訳・通訳コーディネートの「多言語センターFACIL」、多様な文化背景をもつ子どもたちとの活動を展開する「ワールドキッズコミュニティ」、IT技術で少数者の表現活動の支援をする「ツール・ド・コミュニケーション」の4団体が連携を深め、より質の高い事業を展開していくために、それぞれの組織は継続しながら、ひとつのグループにすることになりました。新しいグループ名「多文化Pro3」(プロキューブ)”プログレッシブ(革新)、プロデュース(創造)、プロフェッショナル(専門に徹した)の相乗作用”で益々地域に根付いた活動を目指します。グループ統合してから約9ヶ月が経過し、ひとりひとりの関わる業務内容のボリュームが大きくなったため戸惑うことも多いのですが、ようやくそれぞれの立ち位置がつかめてきて、ひとつずつのプログラムの恊働がうまく流れ始めたようです。毎日朝のミーティングを欠かさず、この勢いで多文化をコーディネートできるしくみを地域社会に根付かせたいと、全員が気持ちを引き締めているところです。来年はますます成熟したコーディネートで地域社会に関わらせていただけるよう、どうぞよろしくお願いいたします。
ヨシトミシズヨ
投稿者: 多言語センターFACIL たきび @ 2:22 PM JST
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パソコンやビデオカメラなど「コミュニケーションのための道具(tool)」を使って、「コミュニケーションの旅(tour)」をしよう――。そうした合言葉のもと、たかとり救援基地の有志が集まって市民活動の海を航海し始めてから8年以上が経ちました。リサイクルパソコンの提供、多言語でのIT講習会の開催、生活情報を多言語で伝えるEBサイトの制作、さらには映像を活用したマイノリティ/市民活動の情報発信支援と、ツールド号は多くの人々を巻き込み、出会いと別れをくり返しながら航海をつづけてきました。その間、TCCの情報発信局であるFMわぃわぃとの合体、さらにはミッションを共にする多言語センターFACILとワールドキッズコミュニティとのグループ化など、多文化共生の社会づくりの促進を目指して、TCCで活動する仲間たちと強力な連携をとりながら、ツールドが持つコンテンツ力と技術力を活かす場を広げてきました。昨年夏には、1年半以上の時間をかけて西宮の障害者生活支援センター遊び雲と共に製作に取り組んできた記録映画『こんちくしょう』が完成し、現在、全国各地の障害当事者を初めとした有志たちによって上映運動が展開されています。マイノリティ/市民活動の情報発信を映像を使って支援し、共に社会変革を目指す活動をはじめてから約6年。現時点での大きな集大成となりました。さらにTCCのプロジェクトとしてツールドが主導して取り組んできたRe:C(多文化な子どもたちによる表現活動)も、多くの人々の共感を集めつづけながら、年々成長をつづけていっています。2002年度の活動開始以降、映像づくりを初めとしたこのプロジェクトには、在日外国人の子どもたちを初めこれまでに延べ100名以上の子どもたちが参加してきました。中にはプロジェクトで取り組んだ映像制作が評価され、高校入試や大学のAO入試に合格して進学する子もおり、表現活動が積極的な進路設計につながっていることを実感しています。また、国際的な大きな映像コンテストで受賞する作品が生まれるなど、プロジェクト自体が国内においても他に類を見ない先駆的な取り組みとして教育、メディア、人権の分野から全国的な注目を集めるほどに成長しました。このRe:Cの今後の更なる展開を睨んで、昨年10月にカナダ・トロントでメディアづくりを通した青少年の健全育成とコミュニティづくりに取り組むRegent Park Focus Youth Media Arts CenterというNPOで一週間インターンとして主にマネジメントのノウハウを学んできました。第2次大戦以後の移民人口が約7割を占め、絶対的貧困率も7割以上といわれる地域で活動するNPOの実践から受けた衝撃は計り知れません。今年のRe:Cでは、様々な表現活動に取り組む中で、子どもたちが豊かな思考力と感性、アイデンティティへの自信を学びと発信の両面から培い、自らの成長のための資源を持続的に生み出していける地域拠点の創出を目指します。みなさまの応援よろしくお願いします。
ムラカミケイタロウ
投稿者: tdc たきび @ 2:14 PM JST
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新年、おめでとうございます。ミニFM時代を含めて放送をはじめて13年、まちづくりのラジオ局として歩んできたFMわぃわぃは、同じ志で活動している世界のコミュニティラジオの仲間たちと交流を始めました。世界各地で災害が発生している昨今、とくに防災と復興のまちづくりに対する関心は非常に高く、FMわぃわぃの13年の経験をいろいろな国・地域の仲間たちに伝えていくとともに、私たちも彼らのノウハウを学ばせてもらっています。今年もFMわぃわぃのスローガン「長田から世界へ」の言葉どおり、世界との扉を開けてタイやインドネシア、ネパールなどからたくさん仲間が、この新しくなったたかとり教会の中にあるFMわぃわぃのスタジオにやってきます。もう一つのスローガン「多文化共生のまちづくり」も着実に進めています。長田には昔、奄美の徳之島からたくさんの人が移り住み、いまでも町を歩いていると三線の音色と島唄がきこえてきます。そんな長田に暮らす徳之島出身の唄者の曲をCDにして、これまで4枚を世に送り出しています。多様な文化背景を持つ人たちが暮らす長田の放送局だからできる仕事です。しかし、少数者の発信、表現の場を保障していくFMわぃわぃの運営は13年たっても綱渡りです。そんな私たちの活動に賛同する方から、倉庫に眠っていた一度も針を落としたことのない1万5千枚以上のレコードをいただきました。それを販売し活動資金とし、今年も志を高く活動していきますので、よろしくお願いします。
ヒビノジュンイチ
レコード販売のホームページ
http://vinyl-fmyy.seesaa.net/
投稿者: fmyy たきび @ 2:13 PM JST
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たきび読者のみなさん あけましておめでとうございます。今年も1月17日にようやく神戸は新年を迎えます。毎年こうやって一年一年を刻み続けて13年が経ちました。こうやって数字を見つめていると、何と長い年月がすぎて行ったのかとビックリしてしまいます。震災前のことはあまり思い出せませんが、震災当日からこれまでのことはまるで長い一日のように頭の中をクルクルと周り巡っています。たかとりにいると、震災を終わらせてくれません。それはいい意味でです。震災の時からたくさんの人たちに支えられてこれまで来ることができました。その時その時をつないできてくれた人たちの思いが実は今も人を通してつながり続けているからです。たかとり救援基地からたかとりコミュニティセンターになりその活動は日々新しくなります。のだきた地域の人たちの活動も衰えません。新しいアイデアでますます元気です。それは決してたかとりだけのことではありません。13年も経ってだんだんと震災の記憶が忘れられてきていると言われていますが、震災で始まった隣の人を思うやさしさのつながりは決してなくなってはおらず今もこうして形を変えて日常につながり続けています。時々過去を思い出したい時もあるでしょう。でももはや過去に戻る必要はないでしょう。震災の記憶とはただ過去を思い出すことではなく、震災で始まったつながりをしっかりと今に生き、そして未来へつなげてゆくことだからと思うからです。ところで、たかとりで活躍したあのペーパードームは台湾に行きましたが、この25日にいよいよ現地で立柱式(起工式)です。今年の9月21日の台湾の震災の日に竣工する予定です。震災で始まった被災地台湾とのだきた地域の交流も新たな一歩を踏み出します。また、たかとり教会も去年の5月末にやっと再建されました。新しくなった建物でまた地域とNGOと教会の新しい出会いが始まりました。みなさん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(クリスマスカード、年賀状を頂いたみなさま どうもありがとうございました。)
カンダヒロシ
http://phknd.tea-nifty.com/phknd/2008/01/post_2f75.html
投稿者: kanchan たきび @ 1:54 PM JST
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